【Facebook広告&Instagram広告&Twitter広告】 成功のための実践テクニック
1、ソーシャルメディア広告の基礎知識
1−1、ソーシャルメディアの悩みを広告で解決する
- ビジネスでソーシャルメディアを利用するなら広告を活用する。
- ファンを集める・いいねをもらう・サイトへ誘導するなど、あらゆる手段で活用可能。
1−2、予算はどのくらい確保しておけばいいの?
- 出稿最低金額は1日当たり100円から。スモールスタートで始めよう。
- 求める効果から逆算して広告予算を確保しよう。
1−3、ソーシャルメディア広告の2つの目的
- ソーシャルメディアの広告はコンバーションだけが目的ではない。認知拡大・コミュニケーションも目的の1つです。
- 複数の効果を求めると、いずれの効果も得られない。
1−4、Facebook広告とは
- ファンの獲得と投稿の提供いずれにも広告は有効。
- 運用目的でもCV目的でも広告活用は必須。
1−5、Instagram広告とは
- Instagram広告は、投稿を届けることを目的として運用する。
- 広告からリンク先へ誘導しながら、ビジネスへの効果を計測する。
1−6、Twitter広告とは
- 広告を利用するためには一定期間の通常運用が必要。
- 表現の制限が他のソーシャルメディアより少ないため、広告活用のハードルは低い。
1−7、ソーシャルメディアの活用状況
- 世界ではFacebook、日本ではTwitterが最大のSNS。
- 年齢や性別など、メディアごとのユーザー層の特徴を認識する。
1−8、ソーシャルメディア広告の重要性
- スマートフォンユーザーとソーシャルメディアユーザーは比例して増加中。
- ソーシャルメディア広告の正確なターゲティングを活用する。
2、Facebook広告とInstagram広告の準備
2−1、ビジネスマネージャと広告アカウント
- ビジネスでFacebookやInstagramを活用するならビジネスマネージャを活用する。
- Instagram広告もFacebookの広告アカウントから出稿する。
2−2、Facebookのビジネスマネージャに登録する
- 作業は個人のFacebookアカウントでログインした状態で行う。
- ビジネスアカウント作成後、ビジネスに関する操作はすべてこちらで行う。
2−3、広告アカウントに登録する
- Facebookページをビジネスマネージャに登録しよう。
- 管理権限が自身の個人アカウントに設定されているFacebookページを準備しておこう。
2−4、支払方法を設定する
- 設定する前にクレジットカードを手元に準備する。
- クレジットカードの利用限度額に注意。
2−5、複数のユーザーで広告を管理する
- 複数メンバーでの広告運用は、危機管理面・効率面でメリットがある。
- 管理権限を付与されるユーザーのメールアドレスが必要。
2−6、ユーザーごとに広告管理権限を設定する
- 広告管理権限は3通りある。
- 実際のビジネスの関わり方によって管理権限を設定する。
2−7、ビジネスマネージャにFacebookページを登録しよう
- Facebookページをビジネスマネージャに登録しよう。
- 管理権限が自身の個人アカウントに設定されているFacebookページを準備しておこう。
2−8、FacebookページのビジネスマネージャにInstagramアカウントを登録しよう
- Facebookビジネスマネージャの管理画面にInstagramアカウントを登録する。
- 複数のInstagramアカウントを一括して管理することも可能。
3、Facebookに広告を出そう
3−1、Facebook広告を始めよう
- Facebookで広告を利用するならFacebookページの作成が必須。
- キャンペーン・広告セット・広告、それぞれの段階で何を設定するかを把握する。
3−2、ターゲティングを理解する
- Facebook広告のターゲットは非常に細かく設定することが可能。
- 常にターゲットの規模の大小を注視する。
3−3、年齢・性別・住所など属性でターゲティングする
- エリア限定ビジネスの場合は詳細なエリア設定が必須。
- 設定したターゲットは出稿後でも編集可能。
3−4、興味関心などからターゲティングする
- あらゆる事象がターゲット設定の候補となる。
- ターゲットの規模を確認しながら設定する。
3−5、自分のFacebookページとの関わりからターゲティングする
- Facebookページの関わりがあるユーザーに広告を配信できる。
- 広告の目的によってターゲットを「ファン」と「ファンの友達」で使い分ける。
3−6、Facebook広告の種類を知る
- ファン数増加もしくは投稿をユーザーに届ける、いずれかが目的となる。
- リッチメディアを広告に使う場合どのように見せ方があるのか知っておこう。
3−7、広告出稿する前に利用する画像を用意しよう
- 広告に用いる画像は最大サイズなどは定められていない。
- 20%ルールに抵触しない画像を準備しよう。
3−8、広告出稿する前に利用する動画を用意しよう
- 動画サイズに上限値は設定されているが抵触するケースはほとんど無い。
- テキストが掲載されている動画は事前にツールにてチェックする。
3−9、ファンを集めるための広告を出稿する
- 広告を利用せずにファン数を伸ばすことはほぼ不可能。
- 画像やテキストの編集手順をマスターしよう。
3−10、投稿のリーチを拡大するための広告を出稿する
- 広告で確実にFacebookユーザーに情報を届ける。
- Facebookページにファンが少なくても投稿にリーチさせることは可能。
3−11、既存の投稿を簡単に広告として配信する
- 広告を活用して確実にユーザーに情報を届ける。
- ターゲットは「いいね!」した人とその友達に設定する。
3−12、サイトに誘導するための広告を出稿する
- コンバーション目的で広告を運用するならリンク広告を活用する。
- サムネイル画像の見せ方もポイントとなる。
3−13、サムネイル画像をカスタマイズする
- リンク投稿や動画投稿には必ずサムネイル画像を設定する。
- サムネイル画像にも20%ルールは適用される。
3−14、コンバージョン計測タグを設置する
- Facebookでコンバージョンを計測する意味を知っておこう。
- コンバージョンタグを自分のサイトに埋め込んで設定しよう。
3−15、画像や動画を活用する
- 必ずFacebook広告には画像や動画を添付する。
- 画像の見せ方の種類を知り、効果を比較してみよう。
3−16複数の画像を動画に変換して配信する
- 動画素材が無くても動画広告が出稿できる。
- 複数枚画像は動画に変換してみよう。
3−17、複数の画像を利用したカルーセル広告を配信する
- カルーセル広告はサイトへ遷移する確率をUPさせる。
- 通常のリンク投稿との相違点を理解しておく。
3−18、効果計測とPDCA
- 定期的に効果検証して改善を繰り返す。
- 本来の目的以外に発生している事象にも注意を払う。
4、Instagramに広告を出そう
4−1、Instagram広告を始めよう
- Instagram広告はFacebook広告管理画面で行う。
- リンクを掲載し外部サイトに誘導できることが最大のメリット。
4−2、Instagram広告の種類を知る
- 広告の表示形態は4種類
- 広告の目的設定は3種類
4−3、広告出稿する前に利用する画像を用意しよう
- 推奨要件に適合している画像素材を準備しよう。
- タイムライン広告は正方形・Storiesは縦長画像を推奨。
4−4、広告を出稿する前に利用する動画を用意しよう
- あらゆるファイルタイプに対応可能だができれば.mp4がベター。
- タイムラインには正方形、Storiesには9:16の長方形動画を用意する。
4−5、Instagram広告を出稿する
- 広告の目的に合わせたメニューを選択する。
- アップする画像や動画の中に記載されている文字の量に注意。
4−6、コンバージョン計測タグを設定する
- ピクセルコードを取得してサイトに貼り付ける。
- コンバージョン目的の広告を出稿する。
4−7、カルーセル広告で複数画像を活用する
- 複数の画像を見せたいときにカルーセル広告を使う。
- 通常の広告とカルーセル広告の効果を比較検証する。
4−8、動画広告を有効に活用する
- 素材を用意できるなら静止画よりも動画が効果的。
- 掲載できる動画は最長60秒まで。
4−9、効果計測とPDCA
- 広告の目的によって見るべき指標を確認する。
- 結果をもとに仮説を立て、繰り返し検証して精度をUPする。
5、Twitterに広告を出そう
5−1、Twitter広告を始めよう
- Twitter広告はコミュニケーションが得意。
- 1日100円からのスモールスタートが可能。
5−2、2〜3週間オーガニック運用をする
- Twitter広告を利用するためには2〜3週間の助走期間が必要。
- 非公開のTwitterアカウントは広告を出稿できない。
5−3、Twitterの広告アカウントを作成する
- 必要項目を入力して広告アカウントをアクティブにする。
- グループで管理する場合は複数管理者登録機能を利用する。
5−4、支払い方法を設定する
- JCBカードは利用できないので注意。
- 万一のトラブルに備えて複数のクレジットカードを登録しておくと安心。
5−5、ターゲティング設定を理解する
- Twitter広告のターゲティングの特徴を知る。
- 適正な範囲に配信されるようターゲット設定を行う。
5−6、年齢・性別・住所などの属性からターゲティングする
- 地域ターゲットは設定必須項目。
- 日本語で作成する項目のターゲットは必ず「日本語ユーザー」に設定。
5−7、興味関心・フォローしているユーザーなどからターゲティングする
- ユーザーの行動に合わせたターゲティング設定をしよう。
- 思わぬターゲティングが成果を上げるケースもある。
5−8、出稿できる画像のサイズなどの制限
- 3MB以内の横長画像を準備しておくと問題なし。
- 投稿の広告として配信する場合は表示状況を事前にチェックする。
5−9、出稿できる動画のサイズなどの制限
- 2つの動画設定パターンを理解する。
- 最大10分の動画を広告配信できる。
5−10、フォロワーを獲得するための広告を出稿する
- フォロワーを獲得するための広告はプロモアカウントと呼ぶ。
- 広告は3〜4つ同時に走らせ効果を比較する。
5−11、投稿を届けるための広告を出稿する
- 投稿をユーザーに届けるための広告をプロモツイートと呼ぶ。
- 直接効果だけでなくTwitterアカウントに盛況感を持たせる目的でも運用可能。
5−12、ウエブサイトカードを作成する
- ユーザーを外部サイトに誘導するにはウエブサイトカードが有効。
- ウェブサイトカードは通常投稿にも広告にも利用できる。
5−13、カンバセーショナルカードを作成する
- カンバセーショナルカードはユーザーとのコミュニケーションに有効。
- 回答選択肢は4つまで設定できる。
5−14、コンバージョン計測タグを設置する
- まずユニバーサルウエブサイトタグをサイトの</body>直前に設置する。
- すべてのトラフィックをTwitterで認識できる状態にしてからコンバージョン設定を行う。
5−15、効果計測とPDCA
- 広告と目的ごとにチェックする指標を知っておく。
- プロモアカウントでは広告ごとに成果を比較しながら運用する。
6、スマートフォンで広告を管理しよう
6−1、Facebook広告アプリで広告を管理する
- PCを立ち上げなくても広告を管理できるFacebook広告アプリをインストールしておく。
- アプリの各種基本操作を理解する。
6−2、Facebook広告アプリで広告のオン/オフ操作をする
- PCを介さなくてもFacebook広告のオン/オフができる。
- オン/オフの操作は広告システムの各階層ごとに実施できる。
6−3、Facebookページアプリで既存の投稿を広告として出稿する
- Facebookページアプリをダウンロードしておこう。
- 投稿を広告として配信し日々の情報をファンに確実に届けよう。
6−4、Facebook広告アプリでInstagram広告を管理する
- Instagram広告も、アプリでほぼFacebook広告と同様の管理をすることができる。
- 出稿そのものはPCからの操作が必要なので注意。
6−5、Facebook広告アプリで効果を確認する
- スマートフォンからも広告の効果を定期的にチェックしよう。
- 詳細な効果の推移を確認してメンテナンスの参考にしよう。
6−6、Instagramアプリから広告を出稿する
- Instagramの投稿はスマートフォンから簡単に広告として出稿できる。
- いま求める効果を2つの目的に合わせて設定する。
6−7、Twitterアプリで広告を管理する
- スマートフォンの公式アプリでTwitterの広告管理画面を見てみよう。
- 広告管理画面で確認できる項目を理解しておこう。
6−8、Twitterアプリから広告を出稿する
- 即時性の高いツイートはアプリを使って広告配信してみる。
- アプリから設定できる項目はPCと比較すると限定的。
6−9、Twitterアプリで広告の効果を確認する
- スマートフォンで広告の配信状況を定期的にチェックしよう。
- キャンペーンごとの効果を比較しながら効率的に運用しよう。
7、確実に効果を出すための運用ノウハウ
7−1、広告の種類による出稿金額の目安を知る
- 目的によって見るべき指標を知っておこう
- 広告を配信しながら自社のケースでの適正水準を認識しよう。
7−2、テキストの書き方で効果が変わる
- リッチメディアに付随するテキストは2〜3パターン用意する。
- 効果的に「見出し」を活用する。
7−3、スマートフォンでどう表示されるかを必ずチェックする
- 広告配信前にスマートフォンでの表示状態を確認する。
- ソーシャルメディアごとのスマートフォンでの確認手順を知っておく。
7−4、投稿の広告はユーザーが反応しやすい仕掛けを仕込む
- ユーザーが反応したくなる表現で投稿する。
- ときには直接的にアクションを促す表現も有効。
7−5、Twitterのフォロワーを獲得するには画像は不要
- Twitterのプロモアカウントは、テキストだけのほうが良い効果がでることもある。
- プロモアカウントの広告は、テキストだけのものを最低1つは作成して検証する。
7−6、情報をとにかく多くの人に見てほしいときに使う広告とは
- 見てもらうことそのものを目的とした広告も存在する。
- 多くの人に見てもらう広告はFacebookのPostADが有効。
7−7、動画の再生数を増やしたいときに使う広告とは
- 動画再生を目的とするなら、それ以上の目的に向かう要素を排除した広告設計をする。
- YouTube動画の再生数をソーシャルメディア上で伸ばすのは難しい。
7−8、獲得したファンやフォロワーを逃がさないための運用方法とは
- 獲得したファンは無策だと離れるもの。
- ファンからの反応にしっかり対応してファン離れを防ぐ。
7−9、3月と12月は注意、広告効率が良い時期を見極める
- 3月と12月は広告費が高騰する傾向がある。
- 国民的行事や国政選挙の時期には短期的に広告費が上昇する傾向にある。
7−10、獲得単価やクリック単価の水準を効果的に保つには
- 自社広告の適正な成果単価を見極める。
- 感覚は捨て、ルールを定めて機械的にメンテナンスする。
7−11、効果を確認するペースどれくらいが良いか
- 配信初日は広告の状況を確認する時間を確保しておく。
- 安定期間に入れば1日に数度、状況を確認。
7−12、広告の良し悪しを判断するポイントとは
- 広告の良し悪しは数字がすべての判断基準。
- 初動はリーチの推移を見ながら効果を推測する。
7−13、超短期(数時間)だけ広告を出稿する方法
- 短時間の広告配信は手動操作で可能。
- 前もって審査を終えておかなければ開始時間になっても配信できないケースがあるので注意。
7−14、Facebookページを盛り上げるための3ドル広告とは
- すべての投稿に少額のPostADを活用してファンとの関係を持続する。
- 広告のターゲティングは「ファン」と「ファンの友達」だけで充分効果を発揮できる。
7−15、扱っている商品やサービスに合わせたメディアの選び方
- 各メディアのユーザー層を知って広告展開する。
- すべての層に届くメディアはTwitter。
7−16、サイトへのトラフィックを稼ぎたいときに有効な広告とは
- リンククリックを獲得したいなら最も効果的な広告メニューを活用する。
- クリックに特化した広告はリンクできる面積が大きくクリックされやすい。
7−17、メディアのルールに従い添付する画像をメンテナンスする
- FacebookやInstagramでは20%ルールに注意し、付記するテキストで内容を伝える。
- Twitter広告に採用する画像内で文字を利用し、直接訴求することも効果的。
7−18、各ソーシャルメディアのアルゴリズムを常にチェックする
- ソーシャルメディアでの情報伝達の仕組みは変動することを認識しておく。
- アルゴリズムの変動にいち早く気づくことができるように体制を整備しておく。
ホームページ作成&マーケティングは、
(出典)
「Facebook&Instaguram&Twitter広告 成功のための実践テクニック」 田村憲孝 著 ソシム株式会社発行